熊本には、相撲にまつわる偉人や名家が多いことをご存じですか?横綱免許の権威として800年の歴史を持つ吉田司家(よしだつかさけ)も熊本ですし、横綱を2人も排出しています。今回は、その横綱のひとり、第11代横綱、不知火光右衛門(しらぬいこうえもん)の墓をご紹介します。
これが不知火光右衛門の墓です。大津町下町、熊本空港のすぐ北にあります。不知火光右衛門は横綱になっただけでなく、横綱土俵入りの型「不知火型(しらぬいがた)」を作り上げました。相撲を知らない方でも、名前だけは聞いたことがあるのではないでしょうか。横綱・白鵬もこの不知火型でしたね。両手を広げてせりあがる様が、体格の良い力士がすると、とても優雅ですね。
説明書き。本名が原野峰松(はらのみねまつ)といい、不知火諾右衞門(第8代横綱)の弟子となりました。そう、お師匠様も横綱なんですよね。1863年11月に、じつに39歳にして吉田司家から横綱免許を受けました。いまの大相撲では30歳くらいには引退してしまうことが多いと思いますので、かなりの晩成型の力士だったようです。
身長177cm、体重120Kgということですから、力士のなかでもかなり小柄なほうだったようです。また、かなり容姿端麗だったということで、錦絵は当時、飛ぶように売れたとのことです。
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