剣聖宮本武蔵旧居跡(千葉城跡)~武蔵使用の井戸

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熊本には、宮本武蔵ゆかりの史跡が多くあります。武蔵塚公園、霊巌洞(れいがんどう)、西の武蔵塚、立田(たつだ)自然公園…。その中でも、見過ごされがちな小さなスポットに目を向けてみたいと思い、今回は、熊本市中央区千葉城町にある、宮本武蔵旧居跡をご紹介いたします。

 

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細川忠利公より、客分として熊本に招かれた宮本武蔵は、千葉城跡の一角に建てられた屋敷に住んでいました。このとき57才。剣豪のイメージとは異なり、この屋敷では茶や禅、書画なども楽しんだとされています。このときの屋敷は既に残っておらず、その跡地に木碑が残されているのみです。

 

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旧居跡には熊本西年金事務所が建っております。地元のかたでも、この年金事務所の片隅が、実は宮本武蔵旧居跡だとは、あまり知られていないのではないかと思います。

 

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木碑を拡大したもの。宮本武蔵が肥後藩に招かれた経緯や、当時の状況が記されています。

 

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ここから、坪井川のほとりにある細い路地をたどっていくと、宮本武蔵が使用したとされる井戸跡があります。

 

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千葉城が建っていたとされる高台には、現在、NHK熊本放送局が建っています。NHKの駐車場の片隅に、その井戸はあります。

 

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これですね。案内看板がすっかり木で埋もれていました。危険なので鉄柵がなされております。

 

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井戸跡の看板拡大。

 

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井戸跡を引き気味に撮影したもの。なお、前述の通り、この場所は宮本武蔵の使用した井戸跡であると同時に、出田秀信が築城したとされる肥後千葉城跡でもあります。千葉城としての遺構は何も残されておりませんが、地名に多く千葉城の名が残っております。

 

ここからは宣伝となりますが…

 

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観光ガイドタクシーは、基本的にはお客様の組み立てたプランで、観光地を移動していきます。しかし、時間に余裕があると見れば、お客様のお好みやご要望に応じて、こういった見過ごされがちな観光スポットや史跡をご案内いたします。せっかくの滞在時間を有意義に過ごしてもらうためには、移動の小回りがきき、小さな史跡をさっと追加できる柔軟さがある観光タクシーにお任せいただければと考えております。