宝来宝来神社は宝くじの御利益があるとして、熊本のテレビで取り上げられ、有名になった神社です。
”ブラックルーム”などのアトラクション施設もあり、お子さん連れで来ても子どもも退屈しないんじゃないかな?と思います。テーマパーク的な神社という趣きです。
平成16年春、リストラされた重機の運転手がこの土地の造成工事を行っていたところ、大きな岩に当たりました。運転手はその岩を取り壊そうとしましたが、突然重機が動かなくなりました。修理してまた取り壊そうとしましたが、再び故障し原因も不明です。
その夜、夢に岩が出てきて「どうして私を壊そうとするのか?」と言うので運転手は「生活のために金が必要だ」と答えると、岩は「それなら宝くじを買いなさい。そして当たったお金の一部で私を掘り出して祀ってくれないか?」と言いました。運転手は半信半疑で宝くじを買うと生活に困らない程度の額が当選したので岩を掘り出しました。
その話を聞いた友人が、この岩を拝み宝くじを買ったところ、途方もない額が当たりました。その噂が広まり、誰ともなくこの岩を『当銭岩』と呼ぶようになり、願掛けする人々が訪れるようになりました。その後、当選された方々のご寄付により、当地を宝来宝来神社として建立いたしました。
(宝来宝来神社公式HPより引用)
宝くじ当選者からの寄付によって、この拝殿堂が建立されたそうです。当選者の御利益にあやかることができそうな気がしますね。
宝来宝来堂にて、12時から1時間おきに計5回、お祓いおよび開運祈願を行ってくださいます。終わり際に、小判のようなお守りのシールをいただけました。
開運御利益ブラックルーム。電気がいっさい点いておらず、目を慣らしながら探検します。子どもたちに大人気で何度も繰り返しワイワイ遊んでいました。
何事もあせらず、落ち着いて事にあたることを身をもって体験するのが目的の施設で、目を慣らせばありがたいお言葉も見える仕様なのですが、子どもたちにすれば漆黒を体験できるのが面白くて仕方が無いようでした。
外れくじの供養箱。宝くじ神社ならではですね。
ラッキーナンバールーレット。これもあまり他の神社では見たことがないですね。
開運グッズやパワーストーンなども売られていました。開店祝いなどで、おめでたいものが必要になったときにはここに来れば、運気の上がるようなアイテムが手に入りますね。
この9つの鳥居を決まった所作で「ホギホギ」と唱えつつ巡回します。ホギホギとは「陽光和福招金萬宝来」の略語で、鳥居には正式名称が1字ずつ書いてあります。
宝くじ当選者にあやかりたい人は、ぜひ尋ねてみてくださいね。まるでテーマパークのようにいろいろと楽しめるものがありますが、あくまで神社。祈祷や参拝、施設利用はすべて無料となっていますのでご安心ください。