本妙寺の清正像

 

熊本には加藤清正像がいくつかありますが、そのうち最も大きいものが、ここ本妙寺にある加藤清正立像になります。本妙寺は前回の記事でとりあげた、加藤清正の菩提寺ですね。台座含めて、高さは17m(銅像部分だけなら9m)ありますから、かなりの迫力があります。

 

 

清正像が設置されているこの場所からは、熊本市を広く見渡すことができます。花岡山頂上の仏舎利棟も見えていますね。

 

 

1935年に建立されましたが、第二次世界大戦中、国家総動員法にもとづく金属類回収令がでましたので、そのときに一度溶かされてしまいました。いま建立されているのは、1960年に再建されたものとなります。

 

昨年4月の熊本地震のときには、槍の先端部分が折れてしまいましたが、先月訪れたときには復元されていたようです。

 

 

本妙寺浄池廟にいったときには、かならずここも忘れずに見て欲しいと思います。